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園長だより - 最新エントリー

 せいめいのもりには、子どもも保護者の方も保育教諭も、様々な個性と人間性に
囲まれて園生活を過ごしています。そういった全員が、子どもの主体性を重視
する方針のもとで集まった大きな仲間となっています。

 常々、私たち保育教諭は当たり前だと思って話していること、用意している
もの、保育そもそもが本当に良質なのか、子ども中心になっているのかを努めて
考えていかなければなりません。一般の企業体でも、新たな発想によって職場の
勤務環境が劇的に改善されたり、独創的発案によって作られた商品が後に大ヒット
したりすることを聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。そこで、本園でも
数年前に以下のことについて改善を図りました。園で食事の際の“いただき
ます”を、毎日歌を歌って行う必要があるのか?行事が終わる度にクラス全員で
絵を描かせる保育的意義は何?クラスにはアニメ的イラストを壁面の装飾として
掲示したり、子どもの描いた絵を掲示したりすることは本当に必要か?といった
具体的な内容です。園内装飾については、子どもの美的センスは、大人のそれと
何ら変わりません。一般的なご家庭では、素敵な絵を貼ったり、花を飾ったり、
あえて何も貼らなかったりしますが、どうしても“幼稚園・保育園らしさ”の
概念が頭から離れないのです。幼稚園や保育園の先生は必ずエプロン姿!の
イメージも同様です。子どものヨダレや涙、制作するときに汚れないなどのために
着用するものです。だから、本園の保育教諭は必要のないときに着用することは
しません。雨の日にエプロン姿で長靴を履き、バス添乗から帰ってきた時の姿は、
一昔前の八百屋のおばちゃんに見えます。園はあくまで保育の場ですので、園児が
心穏やかに落ち着いて過ごすためにも、過剰な装飾や奇抜な色づかいに気を遣い、
身なりや声掛けにも心配りが必要です。

 そもそも、なぜ日本で幼稚園という名称になってしまったのかと残念に思います。
Kindergartenと書きますが、直訳は“子どもの庭”です。子どもは何もできない
“幼稚”な存在で、大人が教えて育てないとできないという思いが根柢にある
ように思います。しかし、大人にはない発想や物の捉え方などは反対に学ばされる
ことが多くあります。そのこともあり、せいめいのもりが『こども園』に名称が
変わったことも必然と言えます。また、“教育”を英語で『education』
(エデュケーション)と書きますが、(隠れた能力や才能を)引き出すという
意味の『educe』(エデュース)からきていますので、教え込んで育成する
『教育』という翻訳にもいかがなものかと疑問が残ります。だから、私は
『保育』という言葉が好きなのです。

 これからも停滞感なく保育内容や園庭などの環境改善を常に進めていきます。
子どもが『生きる』『活きる』ためには、今まで通りではなく進化し続ける努力を
していきます。
・いつも玄関口でお母さんを恋しがる年中のKくん。
 『おれ、もう1回つぼみになってお母さんと一緒に
 やり直したい…』言い方は男らしいのですが、内容は
 幼児らしいですね。その話の後に一言『おれ、鼻くそ
 食べられるさ!見て!』その途端、職員室の先生たちは、
 無言になりました(笑)。

・年長のSちゃんは、言葉の一文字を間違えて覚えていることが
 あります。ある日園長が『Sちゃん!大人の前歯が生えてきたん
 だね!けれど、子どもの歯も生えているから抜かないといけないね〜』
 と話すと『最近ヨクルト飲んでないから抜けないんだ〜』え??ヨクルト?
 飲んで抜く??私にはさっぱり意味が分からないのでさらに質問してみると、
 要するに『ヤクルトを飲むときに前歯でふたを開けると以前抜けたことが
 あるのだけれど、最近飲んでいないから抜けずに残ったまま』ということ
 らしいです。穏やかな温かいひとときに感謝です。

★子どもの心育ては今が旬です〜

カテゴリ : 
園長通信
執筆 : 
seimei 2017-5-18 14:37
 元々早期教育とは、園での集団生活を通して様々な経験をすることや、
家庭だけでは難しい多くの刺激をどう与えられるかでしたが、年齢以上の
事ができることがメディアで未だもてはやされ、『本当に遊んでいるだけで
子どもは育つの?』という不安の声を周囲から聴くことがあります。これは、
ソニー創業者の井深大氏が、1971年に発行した『幼稚園では遅すぎる〜人生は
3歳までにつくられる〜』から早期教育が過熱したとも言われています。
本の内容のところどころで『記憶力を育てるには俳句を覚えさせたらいい』とか、
『鉛筆やクレヨンを持たせるのはできるだけ早い方がいい』とか、『バイオリン
教育で幼児のリーダーシップが育つ』など書かれています。これでは、内容を
読み進めるほど表面的な指導によって子どもを伸ばす方法にとらわれがちです。

 しかし1990年の朝日新聞で、井深氏は今まで研究してきた乳幼児の捉え方や
考え方が間違っていたと、次のようにはっきり示しました。『本当に必要なのは
知的教育より、まず「人間づくり」「心の教育」だと気付いた。学校では落ち
こぼれ、暴力、いじめが頻発している。「心を育てる」には、学校教育だけで
なく、母親の役割がなによりも大切であり、子どもの方も幼稚園どころか0歳児、
いや胎児期から育てなければならないという考え方に変わってきた。私はいま、
妊娠した時からの母親の心構えが、その子の一生を決定すると確信している。
幼児開発協会でいろいろやってみた結果、母親の愛情によってはぐくまれる赤ちゃんの
温かい心づくりと、生まれた時からの体づくりが、なによりも重要で、知的教育は
言葉が分かるようになってから、ゆっくりでよい、という結論になった。』

 今『急がば回れ』を意識した子育てが大切だと思います。子どもの意欲を
引き出す仕掛けをたくさん用意すると、次はその意欲が発展し探究心の芽生えが
始まります。これがあるからこそ、生まれてきた意味や長い人生において生きがいを
感じることができるのでしょう。

 しかし、一方で研究の結果が間違っていたとするならば、その教育や保育を受け
させられた子どもたちは一体どう思い、その思いをどこにぶつけたらいいのでしょうか。
責任の重い仕事だと痛感します。
 /Π室にいると、年中のAちゃんの前髪に寝癖がついていました。そこで、
  私が「Aちゃん、寝癖がついているよ。」と伝えると、そこに居合わせた
  年長の姉Bちゃんが「本当だ!寝グソがついてる!寝グソ!」と大きな声で
  言いました。職員室にいた大人は大爆笑でしたが、AちゃんとBちゃんはよく
  事情が分からず、ぽか〜ん。一文字違っただけで全く意味が変わってしまう
  『言葉』って、子どもにはまだまだ難しいものです。

◆仝軸悗砲い襪隼笋髻崙眛先生!内藤先生!」と呼んでいる年少児がいました。
  たまたま内藤先生も近くにいたので「あの先生が内藤先生だよ?」と伝えると
  全く理解できていない様子。4月当初はよく間違えられます。なお、初めて
  本園にいらした見学の方にも、私はバスの先生とよく間違われますが、園案内を
  はじめる時に『ええ?!園長?』と驚く様子を楽しんでいます(笑)。
 何かと園においでいただく機会がありましたが、懇談や参観では多くのご協力を
ありがとうございました。役員やお手伝いを快くお引き受けいただいたおかげで、
大いにひなぎく会が盛り上がることと思いますし、保護者の皆さんにとっても
かけがえのない素晴らしい仲間ができることを期待しています。ただし、現在
せいめいのもりには2号や3号認定の方々も多くいらっしゃいますので、色々な
かかわりを楽しみたい方はぜひご参加いただきたいと思いますし、忙しくてご都合が
つかない方は、やらなければならないことを優先していただければよろしいと
思います。父母会などの活動は、決して義務と捉えるのではなく、できる方が
できることを無理なく楽しく進めていくものと捉えていただきたいと考えています。
園もしっかりサポートしていきますので、役員の皆さんをはじめ保護者の皆さん
1年間よろしくお願いします。

 さて、入園した子どもにとって、初めて親元から離れてこども園で過ごすという
ことは、大きな冒険です。不安ばかりでしょうし、同じような子どもたちの中で
どう人間関係を作っていくべきか悩み事もたくさんある中で、少しずつ何ができるのか
模索して生活しているところです。一方で、すでに園生活の経験ある子どもは、
すぐに目的をもって遊び込んでいる様子が見られますし、仲間と自発的に遊びに
興じる姿は、社会観が育つ良い経験を積んでいる最中です。その中で、新しい友達や
年下の子どもに対して優しく接することや、遊びの仲間に入れてあげたり、どんな
遊びができるのか教えてあげたり、どの子にとっても大きな心の育ちが毎日あります。
(詳細は、池戸主任の“ちょっとのぞき見…”をご覧ください)
これは、私たち保育教諭にとっても感動と驚きで、とても素晴らしい仕事だと
心底思います。この感動はご家庭であれば、なおのこと感じていらっしゃること
でしょう。

 ところで、これから遊びが深まると人とのかかわりも深まり、心や体のぶつかり
合いが起こります。これは、様々な個性と考え方を持った集団の中では必然的に
発生することです。そして、経験のまだまだ少ない子どもにとって学びのチャンスです。
多少痛い思いを心身共にしながら、少しずつ小さな壁を乗り越えていくことで、
モノサシでは測れない忍耐力や協同性、思いやりや意見の主張ができる人間性の
育ちにつながります。

 だから!!大人も少しだけ忍耐を持って、子どもの様子を静かに見守るだけの
時間、そして子ども だけで悩み答えを出す時間をしっかり確保してあげたいもの
です。絶対的経験値の少ない彼らに色々と口を挟みたい大人の気持ちはよくわかり
ます。私もそうであるように…しかし、子ども自身で『自治・模倣・創造』できる
環境が大切だと民俗学者の柳田国男氏は言っています。自ら友達との関係性を作り
治めていくこと〜自治。周りの環境からごっこ遊びなど見立てて遊びながら社会の
仕組みを知ること〜模倣。自ら創り出し探究心を持って『生きぬく』ことを深めて
いく〜創造。このようなことによって自立・自律した子どもを育てていくのです。
今すぐにはその結果は出ませんが、この先に続く長い人生において必ず役に立つ、
必須の『生きぬく力』に他なりません。

 ゴールデンウィークが明けて、じっくりと、そしてゆっくりと園で過ごす時間が
増えます。長いお休みの後は、なかなか保護者の方と離れられない子どもが増え
ますが、ぜひ楽しいイベントが色々あることに、期待感をもって登園してくれた
らなぁ〜と考えています。また、園行事は、保護者の方と教職員の私たちが、
子どもの育ちを一緒に共有し更なる育ちにつなげていける大切な機会として設けて
いますので、楽しみながら子どもの心に触れて感じる良い機会と捉えていただけると
幸いです。
 ご進級・ご入園おめでとうございます。今年度も在園の方や卒園された方々に
たくさんご入園いただき、とても嬉しいです。また、今回初めてせいめいのもりに
ご入園された方々、本当にありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。
いつも私が入園の集いで話をさせていただいていることで、ひなぎく会の役員の
方からもお話しいただきましたが、今のお母さんはとても孤独です。転勤族で
あればなおのことでしょう。子どもと向き合いすぎて疲れていたり、様々な
子どもに関する情報が氾濫していて戸惑っていたり、ご苦労の連続だと思います。
子育てに答えがないからこそ、みんな悩むのです。でも、これからは1人では
ありません。保護者同士の仲間がたくさんできます。そして私たち教職員もいます。
一緒に悩んで一緒に答えを出していきましょう。皆さんにとって驚きと感動が
たくさんの園生活が送れますよう、気軽に情報共有を進めていけるといいですね。

 さて、本園は幼保連携型認定こども園として2年目となりました。特に乳児部は
1年間色々な壁にぶつかる度に話し合い、解決をしていく連続でした。大変では
ありましたが、新しいことに挑戦している意欲的な気持ちと結果につながる
喜びが、現在の保育環境の改善につながっています。今年からはさらに深めていく
べく、研究を進めていきますが、研修会や講演会に参加することだけではなく、
様々な取り組みをしている園の視察を実際に目の当たりにすることで、心に残り、
明日への活力につながると考えています。そんないい学びをした後には、皆さんにも
発信できたらと考えていますので、その際はぜひ目を通してみてください。

 ところで、これから園生活に慣れてきますと、園に行きたくないと泣いたり、
思った通りにならず友達をかじったり引っかいたりすることが起こります。
子どもたちは、はじめ大人と同じようにとても緊張しています。その緊張が疲れと
なり、心の不安定さにつながります。また、状況がだんだんわかってくることで、
思いどおりにならないことや我慢しなければならないことが増え、集団生活の
大変さから家が恋しくなるのです。これは、どんな遊びができるのか明確に理解して、
目的をもって登園するようになると大きく変わります。また、かじったり引っかい
たりという行為は、言葉がどうしても出なかったり、集団生活で仲間との関わりが
わからなかったり等の理由でよくあることです。特に乳児部や年少のクラスでは
気を付けて見ていますが、あまりの速さに対応しきれない時もあります。そう
いう時は、保育教諭が丁寧にどうすべきだったかを伝えています。時には、
狭い保育室にストレスを感じて他の園児にあたっていることも考えられます。
単に人に危害を与えた子どもが悪い!と捉えるのではなく、どうすると子ども
自身で理解できるのか、保育者自身が設定している環境を見つめ直して改善して
いく必要はなかったのか、という視点で保育を進めています。

 私たち大人が焦らず落ち着いて、一度立ち止まって考えていける余裕を持って
いたいですね。(持つフリでもいいと思います。)
 今年度も大変お世話になり、ありがとうございました。
 
 さて、昨年4月から『幼保連携型認定こども園 せいめいのもり』となって、
0〜5歳児が共に生活をしてきました。その中で、それぞれの育ちの過程に感動
し、いつも変化する毎日があるから保育に悩み葛藤し、その都度課題を解決して
いく、そして1日の大切さをかみしめるといったことの繰り返しでした。時には
道外の園にも足を運び、行事とは何なのか、園内や園庭の環境をどう発展させて
いくのか、といった保育研究も進めてきました。

 意欲を持って取り組む姿勢は子どもも大人も一緒です。だから、子どもは稚拙で
何もできない存在ではなく、大人が持ち得ていない創造性を持ち、新しい発見を
した時の大きな感動、好きだからこそじっくりやり抜く力など、とにかく感心
させられます。子どもにとって徹底して遊び込むことは、徹底して学んで育つこと
と変わりありません。そんなことを皆さんと感じながら保育を進めてきたと信じて
います。皆さんにとって、人生の新しい章が期待感いっぱいで始まりますように。
年少さんのE君は教頭の真理絵先生と遊びたくて職員室にやってきました。
 「まりおせんせい!まりおせんせい!あそぼ〜!!」…とうとうマリオに
 なってしまいました。すると、近くにいたお母さんが一言。「園長の方が
 マリオに似ているのに…」そして、そのお母さんからマリオのサンバイザーを
 いただきました。ユーモアのセンス、バッチリです!

毎年、園のお餅つきには年長の保護者の方にお手伝いをいただいています。
 当日、あるお母さんが来て私にお話ししてくれたこと。それは「私、あいどり
 を相づちと勘違いしていました…声を掛けるだけでは、お手伝いになりません
 ものね〜(笑)。」大人だって知らないことはたくさんあります。勘違いだって
 します。子どもはもっと知らないことばかりです。だから、保育教諭は子ども
 に考えさせて、あえて子どもだけでさせてみて、たくさん感じることのできる
 環境設定を日々考えていくことが、こども園には必要だと考えています。
 『非認知的な能力』とは、アメリカの経済学者のジェームス・ヘックマン氏が
教育経済学の立場から提唱した言葉で、1960年代にはじめた研究によってわかった
ものです。これは『ペリー就学前計画』という研究で、幼稚園に通わすことの
できない貧困層のアフリカ系アメリカ人の子どもを、3歳から2年間通わせて、
通わなかった子どもとの違いを、なんと40歳になるまで追跡調査したものです。

 調査内容は、給料や持ち家率、犯罪率、生活への満足度などが、幼稚園を出て
いる子どもの方が良好な結果が出たそうです。しかし、IQだけの比較ですと、
幼稚園に通っていた子どもとそうでない子どもの差は、小学校に入ってしばらく
するとほとんど違いがなかったというのです。これによって、IQ以外のもので
ある非認知能力が培われ、反れば人生において長期的に効果をもたらしている
だろうと主張したのです。

 実は、この当時のアメリカでは、『IQ万能主義』といって、IQが高いから
人は幸福になれると考えられる風潮が強く、IQの低い貧困家庭やその子どもに
対する生活保護や社会福祉に予算を使うべきではない!と、物議を醸していた
そうです。そこで、ヘックマン氏のみならず作家のダニエル・ゴールマン氏もIQ
より『感情面のかしこさ』を高く備えている人こそ幸せな人生を送っていると
いう主張がなされました。これによりこれまでは、できるか・できないか、他と
比較し平均より上か下かなど、IQを中心とした認知的な能力ばかりに注目されて
きましたが、『心の育ち』が人間の本質的な生き抜く力として光が当たることに
なりました。

 では、この本質的育ちを支援するとはどういうことかを、『げんき』という
月間の保育誌で、東京大学大学院教育学研究科教授の遠藤利彦氏はこのように
述べています。

―『本当のかしこさ』とは何かを問われています。抽象的な物言いになりますが、
すべての人に当てはまる『かしこさ』があるとすれば『自分のことがわかる』と
いうことなのかもしれません。自分が持つ個性と置かれた環境や状況に合わせて、
強みは最大限生かして、弱みは最小化してそれを抱えながらもうまく過ごして
いくことが、心と体の健康、しいては幸せにつながっていきます。―

 そして、そのかしこさである『自己と社会性』が育まれる大元は、『アタッチ
メント』いわゆる『くっつく』ことが大切だともおっしゃっています。子どもが
不安や辛いことに直面して1人で解決できない時に、母親だけではなく父親や
祖父母、保育者といった大人が心の基地となって戻ることができるから、また
外の世界に目を向けていくことができます。そして、感情を調節する作業を何度も
繰り返し、心の理解や共感性、思いやりにつながっていき、この先の人生のひな型
になっていきます。実はヘックマン氏の主張する非認知能力は、このことと関連
しているという指摘もあります。なぜなら、園で特別な教育を受けた以上に、
そこに毎日通って特定の大人ときちんとしたやり取りをすることができたという
ことが、社会性の発達に深く関与したのではないかという見方ができるからです。

 こういう理解を深めることで、“子どもの内面の育ちを支援する保育が
せいめいのもりの保育”につながっていくのです。

 ※ IQといった知能指数などで測れるものを『認知能力』、忍耐力・
   意欲・協調性といった測れない力を『非認知能力と言います』

今年もあとわずか!

カテゴリ : 
園長通信
執筆 : 
seimei 2016-12-13 14:06
早いもので、2016年もあと3週間余りとなりました。近年子どもの貧困や
虐待の報道が増えてきた印象ですが、私たちにとって、とても心を痛めると
同時に大人の責任としてどうあるべきか考えさせられます。簡単に解決できる
ものではありませんが、つらくて苦しい保護者の方や子どもたちにとって
せいめいのもりが光明の一端を担えられるよう、色々と考えています。
そして、災害の多い年でもありましたが、来年はどの方にとっても明るい
出来事がたくさんある年になってほしいと強く願っています。

さて、先日の発表会では、お寒い中たくさんの方にお越しいただきありがとう
ございました。ステージに上がって表現することを徹底して楽しむ子、
保護者の方に見ていただいていることがとにかく嬉しい子、こだわりを
持って演出を工夫する子といった、様々な姿をご覧いただくことができた
のではないでしょうか。また、今回は昨年度に比べクラス数が減ったことで、
1部と3部の方にはゆったりとご参加いただけたのではないでしょうか。

そして保護者の皆さんに温かく見守られている中で、思い思いに表現している
と、色々なハプニングがありました。しかし、時には相手を気遣い、周りに
指示しながら次に進めていく場面を見ますと、思考力と心のたくましさには、
本当に感動しました。こういう内面的育ちは、このイベントで発揮するだけ
ではなく、人生を生き抜く大きな力として身に付きいろいろな場面で活躍する
だろうと、これからの生活での期待につながりますね。とにもかくにも、
ご家庭でのサポートは大きな力となりました。大変感謝申し上げます。

ところで、師走に入り年の瀬が近づいてきました。『終了の日』を経て
正月などの楽しいイベントが、きっと子どもの頭の多くを占めていること
でしょう。どうぞ、寒い日だからと家にこもらず、ご家族一緒に楽しい
イベントに参加したり近くの公園などで雪遊びをしたりしてはいかがでしょう。
そして、お忙しいと思いますが、楽しむためには健康が1番!!
あまり生活リズムを崩すと元に戻すことは大変ですから、早寝
・早起き・朝ごはん!を大人もなるべく心掛けましょう。

それでは、よいお年をお迎えください。休み明けに嬉々として登園する皆を
楽しみに待っています。